同級生ら争う姿勢

東京都品川区の区立中学1年の男子生徒＝当時（12）＝が学校でいじめを受け、2012年9月に自殺した事件で、両親が同級生らに約9000万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が16日、東京地裁（中山孝雄裁判長）で開かれ、同級生らは争う姿勢を示した。
　訴えられたのは、いじめに加わった同級生ら男女計14人とその保護者のほか、当時の担任教諭と校長、品川区と東京都。
　弁論後に記者会見した男子生徒の父親（42）は「加害生徒といじめを放置した担任や学校に、自分たちの犯した行為の重大さを認識させ、責任の重さや所在を明らかにしたい」と述べた。　タオバオ